実は、イギリスの蒸気機関車動画を見ているときに、「オートトレーラー客車」とオートトレーラー客車と連携して運転できるよう改造された「オート蒸機」のコンビによる運転を見たことで、この車両の存在と面白さを知りました。
「オートトレーラー」の運転台からオート蒸機を操縦する姿を見て、ヨーロッパで広く見られるプッシュプル運転を先取りした運転スタイルに魅せられました。
どのような仕組みで遠隔操縦できるのか、その詳細は知りませんが、オートトレーラーの運転台はかつての路面電車のように極めて簡素なスタイルでした。
通常は、①オート蒸機(改造済みのパニエ・タンク機)の次に1両連結していますが、②オート蒸機の前後両端に1両づつ連結する運用や、③蒸気動車の次に1両連結する運用もあったようです。
いまのところ、オート蒸機それ自体を入手した訳ではありませんが、通常型のパニエ・タンク機と一緒に楽しんでいます(①と②の編成)。